きゃっとたわー
15年くらいかな
長年 猫たちの
お気に入りで
手放せなかった
キャットタワー
突っ張りも弱くなって
危険なので
思い切って
捨てた
代々気に入られたなぁ
代わる代わる入れ替わる
ちび猫たちも遊んだなぁ
ボロボロになったなぁ
我が家に来た たくさんの子たちの
爪痕を刻んでくれたなぁ
生きて育つことが
難しい子が多かったせいか
たくさんの色んなことを
思い出す
一進一退 ゆっくり
成長して
キャットタワーに
しがみつき
1段づつ 登れるようになって
上段に行けば 嬉しかったり
落ちないかと 不安で心配したり
色んな子が通り過ぎたな〜
たかがキャットタワー
されど
キャットタワー
だな
猫たちの代わりに
ありがとう
ようこそ
支援していたボラさんから
すごく凶暴な猫なんだけど・・・
という触れ込み
それでも 何とかしなければと
他の選択肢を持たなかった
2011年
福島のブリーダーが避難し
残された子が救い出された
すごく凶暴だから
一応キャリーをガムテープで更に頑丈にし
運んできた
到着して
恐る恐るキャリーを慎重に開ける
最初に覗き込んだ獣医さんが
この子・・凶暴なの??
見ると
キョトンとした表情でゴロゴロ・・・
ん??
ぼくベンガルくん
一気に気が抜けて
笑える
ようこそ
早々と里親さんも決まり
幸せになった
誰が凶暴だって?
やっと最近
粗相も減ったとか
ブリードだけに使われ
ケージ生活だっただろう
色々頑張ってくれた里親さんの元で
愛され、ふくふくに育った
今でもドタバタな時を思い出すと
笑える
大変な場所で
なんとか犬猫たちを
救い出したい
人も情報も混乱している中
無事に救われて
良かった
野生に近いと言われる ベンガル
私の知ってる限り
ベンガルの人家族(飼い主さん) は
なんだかみんなあたたかい